今回は、タイマーイベントについてまとめていきます。
定期的にイベントを発生させて、システムを動かしたい場合にTimerを使用します。
Timerにはいくつか種類がありますが、今回は、System.Windows.Forms.Timerを使用していきます。
Timerの画面配置
それでは、さっそく使ってみましょう。
まず画面レイアウトのツールボックスからTimerを画面に張り付けてください。
ついでに1つラベルも張り付けてください。これで画面レイアウトはOKです。
Timerイベント
Timerのプロパティに、EnableとIntervalがあると思います。
Enable = True にするとタイマーが開始されます。
Interval = 100 にすると100(ミリ秒)でイベントを発生させことができます。
実際にプログラムを書いていきましょう。
Public Class Form3
Dim count As Integer = 0
'ロードイベント
Private Sub Form3_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load
'5秒おき
Timer1.Interval = 5000
'タイマー開始
Timer1.Enabled = True
End Sub
'タイマーイベント
Private Sub Timer1_Tick(sender As Object, e As EventArgs) Handles Timer1.Tick
count = count + 1
Label1.Text = count.ToString + "回目のイベントです。"
If count = 5 Then
Timer1.Enabled = False
Exit Sub
End If
End Sub
End Class
解説
ロード処理で、Interval = 5000 としているので、5秒間隔でイベントが発生します。
タイマーイベントが5回発生したら処理が終了するようなプログラムを組んでいます。
結果
こんな感じで、画面が5秒おきに代わっていきました。
タイマーの使い方は以上になります。