
こんにちは、ひろにも です。
今回は、Vb.net と C# の例外処理についてまとめていこうと思います。例外処理は、想定外のエラーが発生したときに、プログラムが強制終了しないように、
処理を導くことができます。また、エラーが発生したときに、ユーザにどのようなエラーが発生したのかを知らせたり、対応方法を促したりすることができます。
それでは、使い方を見ていきましょう。
例外処理の書き方
VB.NETの場合
VB.NETの最も基本的な書き方は、こんな感じになります。
Try
処理内容
Catch ex As Exception
例外処理
End Try
try内の処理内容で、エラーが発生したとき、catchに処理が飛ばされ、例外処理を行わせることができます。
C#の場合
C#の場合も同様に、例外処理を記載することができます。
try
{
処理内容
}catch (Exception ex){
例外処理
}
例
VB.NETの場合
例として0除算のエラーを発生させてみましょう。0除算とは、0で割り算をすることです。0で割り算はできないのでエラーが発生します。
発生したエラーをtry catchで処理を受け取りましょう。
Try
Dim i As Integer
Dim a As Integer = 10
Dim b As Integer = 0
i = a / b
Catch ex As Exception
MsgBox("0除算エラー:分母に0を指定することはできません。")
End Try
C#の場合
try
{
int i = 0;
int a = 10;
int b = 0;
i = a / b;
}catch (Exception ex)
{
MessageBox.Show("0除算エラー:分母に0を指定することはできません。")
}
結果
0除算をが発生したので、catchに処理が飛ばされ、メッセージボックスが表示されたと思います。メッセージボックスだけでなく、catchの中でなんでもできるので、その時のプログラムにあわせて、例外処理を作っていきましょう。
プログラムを作るうえで例外処理は非常に重要なので、使い方をしっかりと抑えましょう。特に、今回紹介した書き方は最も基本的な使い方です。
また詳しい例外処理の使い方も記事で上げていきたいと思ってます。