
ラジオボタンの基本的な使い方とラジオボタンのグループについて記載していきます。
特にグループ化する方法を知らないと、複数のラジオボタンをうまく使いこなせないのでやり方を覚えておきましょう。
ちなみに、ラジオボタンとチェックボックスの違いは、ラジオボタンは1つしか選択できませんが、チェックボックスは、複数選択することができます。
ラジオボタン 配置
それでは、さっそくラジオボタンを配置していきます。
ツールボックスから、RadioButtonを選択してフォームに配置しましょう。
こんな感じです。
ツールボックスからフォームへ、3つのラジオボタンを配置してみました。
ラジオボタンの配置はこれで完了です。
ラジオボタン テキスト変更
次はラジオボタンのテキストの名称を変更しましょう。
RadioButton1.Text = "平日"
RadioButton2.Text = "休日"
RadioButton3.Text = "祝日"
3つのラジオボタンに「平日」「休日」「祝日」とテキストを設定してみました。
ラジオボタンの名称が変更できていることが確認できましたね。
ラジオボタン チェック状態 設定 取得
ラジオボタンのチェック状態を設定 取得するには、Checkedを使用します。
設定方法
RadioButton1.Checked = True
RadioButton2.Checked = True
RadioButton3.Checked = True
ラジオボタンは、1つしか選択することができませんので、
最後にチェックを付けた、3つ目のラジオボタンのみチェック状態になっています。
取得方法
Dim msg As String = ""
If RadioButton1.Checked = True Then
msg = "チェック1"
End If
If RadioButton2.Checked = True Then
msg = "チェック2"
End If
If RadioButton3.Checked = True Then
msg = "チェック3"
End If
MsgBox(msg)
ラジオボタンのチェック状態を取得し、「チェック3」の文字を表示しています。
ラジオボタン グループ化
最後にラジオボタンのグループ化について紹介していきます。
ラジオボタンを複数チェック状態にしたい場合は、グループ化をして区切る必要があります。
グループ化するためには、GroupBoxもしくはPanel上に配置することでグループ化することができます。
下記画像のように、ツールボックスから「Panel」と「GroupBox」を配置してその上にチェックボックスを配置します。
配置がうまくできたら、処理を実行して、画面に表示されたラジオボタンに手動でチェックを付けてみましょう。
グループごとに1つずつラジオボタンを選択できていることが確認できました。
ちなみに画像を見るとわかると思いますが、
Panelでグループ化した場合は、枠線が表示されません。
GroupBoxの場合は、枠線が表示されています。
それぞれ用途で使い分けていきましょう。
サンプルプログラム
最後にソースを載せておきます。
Public Class frmRdoButton
Private Sub frmRdoButton_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load
RadioButton1.Text = "平日"
RadioButton2.Text = "休日"
RadioButton3.Text = "祝日"
RadioButton1.Checked = True
RadioButton2.Checked = True
RadioButton3.Checked = True
Dim msg As String = ""
If RadioButton1.Checked = True Then
msg = "チェック1"
End If
If RadioButton2.Checked = True Then
msg = "チェック2"
End If
If RadioButton3.Checked = True Then
msg = "チェック3"
End If
MsgBox(msg)
RadioButton4.Checked = True
End Sub
End Class
まとめ
今回は、ラジオボタンの基本的な使い方を紹介しました。
特にラジオボタンのグループ化の方法は、PanelやGroupBox上に配置することできるので、是非覚えておきましょう。