
こんにちは、ひろにも です。
前回の続きで関数について詳しく見ていきましょう。今回は、FunctionとSubについてまとめていきます。
Function と Sub について
まずFunctionについてですが、Functionとは戻り値をもつ関数のこと。
前回使用した、2の倍数を作る関数を見てみましょう。
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
'値を変数にする
Dim value As Integer = CInt(txtValue.Text)
'値を2倍にする
lblAnswer.Text = Kake2(value)
End Sub
Private Function Kake2(ByVal p_value As Integer) As Integer
Kake2 = p_value * 2
End Function
Kake2という関数は、Functionで作成されているため、戻り値は、Integer型で返すよう書かれています。
次に、Subについてですが、Subとは戻り値をもたない関数のこと。
Public Class Form1
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
'値を変数にする
Dim value As Integer = CInt(txtValue.Text)
Kake2_Sub(value)
End Sub
Private Sub Kake2_Sub(ByVal p_value As Integer)
lblAnswer.Text = p_value * 2
End Sub
End Class
Kake2_Subという関数は、Subで作られているため、戻り値を持たない関数となっています。
例の結果は、どちらも同じ結果になりますが、FunctionとSubにはそれぞれ、意味がありますので、しっかりと理解しておきましょう。
まとめ
ポイント
- Functionとは、戻り値を持つ関数
- Subとは、戻り値を持たない関数
この2つの違いだけ、覚えておきましょう。
次は、関数で使用する引数、ByVal、ByRefの違いについてまとめていきます。