
今日は、SQLServerでのSelect文について記載していきます。SQLの一番の基本なので初めての人は是非抑えていってください。
それでは、さっそくやっていきましょう。
Select文とは
Select文とはそもそもなんですか?というと、たくさんのデータから、欲しいデータを抜き取るときに使用するものです。
1番基本的な例から見ていきましょう。
SELECT
テーブルの項目1
,テーブルの項目2
FROM
テーブル名
SELECTの部分に項目名、FROMの部分にテーブル名を書いてください。
実際に、SELECT文を書いてみたので、実行してみましょう。
SELECT
id
,name
,animal
,height
,weight
,insDt
,updDt
FROM
hironimoTable
これで、テーブル(hironimoTable)のデータを全て取得するという意味のSQLが完成しました。事前に5行のデータを作っていましたので、結果を見ていきます。
こんな感じで表示されます。
ちなみに、項目全部を表示させたいときは、「*」アスタリスクで、省略して書くことができます。
SELECT
*
FROM
hironimoTable
これで、hironimoTableの全てのデータを表示するとなります。
Whereで、条件を指定する
全てのデータを取得するやり方は、わかったと思います。次は、条件を指定して、指定したデータのみを取得する方法をまとめていきます。
条件を指定するには、Where句を使用しましょう。
SELECT
項目名
FROM
TABLE名
WHERE
項目名 = "・・・"
WHEREを追加することで、全てのデータではなく指定したデータのみを取得することができます。
例を見ていきます。先ほどのデータで、項目名(name)が「ひろにも」のデータのみ表示させたい場合、このように書きます。
SELECT
*
FROM
hironimoTable
WHERE
name = 'ひろにも'
結果
nameがひろにものみが表示されました。
また条件を複数に指定することもできます。条件を複数追加するには、ANDを使います。
SELECT
項目1
FROM
テーブル名
WHERE
条件1
AND
条件2
ちなみに、AND条件以外にもORで条件を指定することができます。覚えておきましょう。
具体的に記載していきましょう。cのデータを取得するSQLはこちらです。
SELECT
*
FROM
hironimoTable
WHERE
name = 'ひろにも'
AND
animal = 'きりん'
結果
先ほどと同じデータが取得できます。
nameが「ひろにも」もしくは、animalが「ぞう」のデータを取得する書き方はこんな感じです。
SELECT
*
FROM
hironimoTable
WHERE
name = 'ひろにも'
or
animal = 'ぞう'
結果
「ひろにも」と「ぞう」のデータが取得できました。
SELELCT文の最も基本的な使い方は、以上となります。
次は、データの登録、更新、削除のSQLの書き方をまとめていきます。