
SQLServerのCreate Table文とDrop Table文 について記載していきます。
SSMS(SqlServerManagementStudio)のGUIからテーブルを作成したり、削除したりすることは簡単にできますが、今回はSQL文での紹介をしていきます。
テーブル作成 CREATE TABLE
それでは、さっそく見ていきましょう。
CREATE TABLE テーブル名(
①項目 ②型 ③NULL OR NOT NULL ④PRIMARY KEY
)
設定しているものについて1つずつ見ていきます。
1項目
作成するテーブルの項目名を設定することができます。
項目名をみて何の項目かわかるような項目名を付けましょう。
2型
項目の型を設定することができます。よく使う方だけ簡単に紹介していきます。
varchar | 半角文字列を格納する項目 |
nvarchar | 全角文字列を格納する項目 |
numeric(,) | 数値を格納する項目 |
datetime | 日付を格納する項目 |
このような型を項目に合わせて、設定する必要があります。
3nullの許可
項目にNULLの許可を与えるかの設定をすることができます。
NULLの場合は、項目にNULLを設定することができます
NOT NULL の場合は、項目にNULLを設定することができません。
4プライマリーキー
テーブルの主キーを設定することができます。
主キーとは、テーブルのデータを1つに絞ることができる項目のことです。
PRIMARY KEY 設定することで、その項目は主キー(プライマリーキー)となります。また、複数項目に設定することができます。
主キーの場合は、nullの許可はNOT NULLにしましょう。
CREATE文 例
簡単な例を作成しました。
CREATE TABLE UserMst (
userID varchar(5) NOT NULL PRIMARY KEY
,userName nvarchar(30) NULL
)
解説
UserMstというテーブル名のテーブルを作成、項目は2つ(userID、userName)作成しました。
userIDという項目は、型「varchar(5)」 「NOT NULL」 「PRIMARY KEY」の設定をしました。半角文字列の項目で、主キーの項目です。
userNameという項目は、型「nvarchar(30)」「NULL」を設定しました。全角文字列の項目でNULLを値に入れることができます。
こんな感じで、SQL文でテーブルを作成することができます。プログラムで作成することがある場合もありますので覚えておきましょう。
CREATE TABLEについては以上です。
テーブルの削除 DROP TABLE
次はテーブルの削除ですが、とても簡単です。
DROP TABLE テーブル名
これだけです!
例を見てみましょう
DROP TABLE UserMst
先ほどCREATE TABLEで作成したテーブルが、削除されました。
簡単にテーブルを削除できますが、、間違えて違うテーブルを削除すると大変なことになります。。。
仕事で使う時は、慎重に使いましょう!!
今回は以上になります!