今回は、EXCELのVLOOKUP(ブイ ルックアップ)と呼ばれる関数の使い方を説明していきます。
VLOOKUPとは、特定の値を検索したいときに使用します。ちなみに、Vは「Vertical」で縦方向、LOOKUPは探すという意味です。
VLOOUPは、非常に便利でよく使う関数なので知っているととても便利です！ぜひ覚えておきましょう。
VLOOKUP関数 書き方
さっそくVLOOKUPの書き方を紹介していきます。
=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)
このような形でVLOOKUPを書くことができます。
これだけでは、わかりにくいと思うので、VLOOKUPの例をみてみましょう。
VLOOKUPのサンプル
EXCELに下記のような簡単な表を作成しました。
A列に出席番号 B列に名前 C列に好きな食べ物を表示しています。
- VLOOKUPを利用して、出席番号「３」の名前を検索してみましょう
E列に検索したい値 F列で実際にVLOOKUPを使っていこうと思います。
先ほど、VLOOKUPの書き方を紹介しましたが、「VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)」なので一つずつ引数を見ていきましょう。
- まず、一つめの引数は「検索値」です。
今回の問題は、出席番号「３」を検索したいので、一つ目の引数は「3」ですね！
VLOOKUP(3,範囲,列番号,検索方法) となります。このように直接３を入力してもよいですし、
VLOOKUP(E2,範囲,列番号,検索方法)のように、セルの参照を利用することもできます。
- 二つ目の引数は「範囲」です。
検索したい表の範囲を指定しましょう。
今回の例を見ると検索したい表は、A2のセルからC6のセルとなりますね。
なので、VLOOKUP(E2,A2:C6,列番号,検索方法)を指定しましょう。
※VLOOKUPを使っているときにコピーをすると範囲がずれてしまい、検索範囲を固定したい時がよくあります！
その時は「$」で固定することができます。
=VLOOKUP(E2,$A$2:$C$6,列番号,検索方法)
- 三つ目の引数は「列番号」です。
選択した範囲で表示したい列を指定することができます。
今回の例では、名前の列を表示したいので、「列番号」は２になります！
=VLOOKUP(E2,A2:C6,2,検索方法)
- 四つ目の引数は、「検索方法」です。
「TRUE」か「FALSE」のどちらかを入れる必要があるのですが、基本的には「FALSE」になると思います。
TRUEは、検索する値に最も近いものを表示する、FALSEは完全に一致するものを表示してくれます。
=VLOOKUP(E2,A2:C6,2,FALSE)
それでは、結果を見てみましょう！
F2にVLOOKUPの関数を入力しました。
このように、VLOOKUPの結果に「上田」が表示されました！
VLOOKUPの使い方は以上になります。
とても便利で知っていると知らないでは、全然違いますので、ぜひ覚えておきましょう。
まとめ
=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)
今回はVLOOKUPの関数について紹介しました。
この関数は、とても使う機会が多いですし、よく職場でも使い方を聞かれます。
例では５行でしたが、100行、1000行のデータの中から、指定した値を検索してきてくれますので、ぜひ利用してみてください！
