
今回は、EXCELでの四捨五入や切り上げや切り捨てを行う方法を紹介していきます。
小数点のまるめ、四捨五入を使う場面はよくあります。
EXCELでは、ROUND関数を利用すること数値のまるめができるので、やり方を紹介していきます。
ROUND関数の書き方
ROUND関数の書き方は下記のようになります。
=ROUND(数値,桁数)
1つ目の引数で、四捨五入をしたい数値を設定します。
2つ目の引数で、小数点いくつで四捨五入をするのかを設定できます。
0の場合は、小数第1位を四捨五入して、整数にしてくれます!
ROUND関数のサンプル
続いて、ROUND関数の例を見てみましょう。
- A2に100.25という値があります。この値をROUND関数を使って、小数第1位を四捨五入してみましょう。
B2のセルに下記のROUND関数を記入しました。
=ROUND(A2,0)
各引数の説明をしていきます。
- 1つ目の引数に、元の値を指定していきます。今回は、A2のセルにある100.25を指定しましょう!
- 2つ目の引数に、どの桁まで表示するのか指定します。今回は、小数点を四捨五入し、整数を作りたいので、0を指定しました。
結果は、100になり、小数点が四捨五入されています。
ちなみに、第2引数を1にすると「=ROUND(A2,1)」、小数第一位まで表示するようになるので、「100.3」が表示されます。
一度試してみるとより理解ができると思います!
ROUNDUPの書き方 小数点切り上げ方法
ROUNDができれば、ROUNDUPとROUNDDOWNも同様のやり方でできます!
=ROUNDUP(数値,桁数)
- 先ほどの例をから、100.25を切り上げしてみましょう!
=ROUNDUP(A2,0)
上記のように入力することで、小数点の切り上げを行うことができます。
ROUNDDOWNの書き方 小数点切り捨て方法
続いて小数点の切り捨て方法を紹介します。
=ROUNDDOWN(数値,桁数)
- 先ほどの例をから、100.25の小数第2位を切り捨てしてみましょう!
=ROUNDDOWN(A2,1)
上記のように入力することで、小数点の切り上げを行うことができます。
まとめ
=ROUND(数値,桁数)
今回は、EXCELの小数点の四捨五入、切り上げ、切り捨てができる関数、「ROUND」「ROUNDUP」「ROUNDDOWN」の関数を紹介してきました。
渡井の経験上、実際の業務で結構使用することが多いです。
「ROUND」を覚えておけば、「ROUNDUP」も「ROUNDDOWN」も同じような使い方なので、ぜひ覚えておきましょう。