EXCELで中央値を求める方法を紹介していきます。
ちなみに中央値とは、いくつかのデータがあったとして、小さい順に並べていき、ちょうど真ん中に来る値のことです。
中央値を求めるには、MEDIAN関数を使用することで、表示できます。
それではさっそく使い方を見ていきましょう。
EXCEL MEDIAN関数の書き方
MEDIANの書き方が2種類あるので、紹介します。
=MEDIAN(値1,値2,値3・・・)
MEDIAN関数に、中央値を求めたい値を入力することで表示することができます。
続いて、範囲を指定して中央値を求める書き方を紹介します!
=MEDIAN(範囲)
このように範囲を指定するだけで、指定した範囲の数値の中央値を求めることができます。
MEDIANのサンプル
それでは、MEDIANの使い方を紹介していきます。
下記のような表があります、ここからD列の貯金額の中央値を求めていきます。
MEDIAN関数 値を指定する方法
- それではさっそくD列の貯金額の中央値を求めていきます。
まずは、1つ1つ値を指定する方法を紹介してきます。
値を指定するので、「D2~D6」までの5つのセルを指定してみましょう。
=MEDIAN(D2,D3,D4,D5,D6)
始めに紹介した書き方に沿って、上記のように記載してみましょう!
EXCELに記載するとこんな感じになります。それぞれ5つの数値を指定しました。
結果を見てみましょう。
E2のセルに中央値の「2000000」と表示されています。
これが、MEDIAN関数の使い方になります。とても簡単ですね!
ただ、1つ1つ値を入力するのは、5件であればよいですが、100件,200件あると大変ですので、まとめて範囲指定する方法も紹介していきます。
MEDIAN関数 範囲を指定する方法
- 続いて、範囲を指定して中央値を求めてみましょう。
「D2:D6」の範囲を指定していきます。
=MEDIAN(D2:D6)
このように範囲指定をしていきます。
EXCELに記載をすると下記のようになります。
実際に結果を見てみましょう。
結果は先ほどと同様に「2000000」になりました。
このようにMEDIANは、セル単位で指定しても、範囲単位指定しても求められるようになっています。
一括で指定できるのでとても便利ですね!
まとめ
=MEDIAN(値1,値2,・・・)
今回は、MEDIANを用いて、中央値の取得方法を紹介しました。
中央値を求めることはよくあるので、ぜひ覚えておきましょう!
また、今回はセル単位での求め方と範囲単位での求め方をそれぞれ紹介しましたが、
それぞれを組み合わせて平均値を求めることもできますので、状況に応じて利用してみてください!