
今回は、EXCELのデータを数える関数COUNTIFSについて紹介していきます。
前回、データを数える関数のCOUNTIFについて紹介しました。
ただ、COUNTIFは条件が1つしか指定できません。
複数条件を指定したい時はCOUNTIFSを利用してみましょう。
COUNTIFSの書き方
COUNTIFSの書き方は下記のようになります。
=COUNTIFS(範囲1,条件1,範囲2,条件2,範囲3,条件3・・・)
範囲と条件をセットに、複数条件を指定できるようになっていますね。
COUNTIFSのサンプル
続いて、COUNTIFSの例を見てみましょう。
EXCELに下記のような簡単な表を作成しました。
- このデータの中から「年齢20歳以上 かつ 給料300000以上」のデータを数えてみましょう。
年齢が20歳以上と給料が300000以上という2つの条件があるのでそれぞれ、COUNTIFSに記載していきます。
条件1
まずは年齢の条件を記入してみましょう。
=COUNTIFS(C2:C6,">= 20")
各引数の説明をしていきます。
- 1つ目の引数には範囲を記入します。今回は、年齢なのでC列を選択しています。
- 2つ目の引数は、条件を追加しています。20歳以上なので、">=20"という条件を追加しています。
F2のセルに関数を入力しました。
結果を見てみましょう。
条件2
続いて、2つ目の給料の条件を記載してみましょう。
=COUNTIFS(C2:C6,">= 20",D2:D6,">=300000")
条件1で記載した計算式に、給料の条件式を追加します。
- 3つ目の引数に、条件2の範囲を入力します。今回は、給料の範囲を追加しましょう。
- 4つ目の引数に、給料が>=300000という条件を追加します。
F3のセルに計算式を記入しました。
結果を見てみましょう。
COUNTIFSの結果は3になりました。
実際に数えても年齢が20歳以上で給料が30万以上のデータは3個ありますね。
まとめ
=COUNTIFS(範囲1,条件2,範囲2,条件2・・・)
今回は、指定した条件のデータ個数を数える関数COUNTIFSを紹介してきました。
複数の条件があるときは、ぜひ利用してみましょう。
また今回は条件を2つにして紹介しましたが、3つや4つでも可能です。ぜひ試してみてください。