
今回は、EXCELの関数「COUNTIF」を紹介していきたいと思います。
COUNTIFは、任意の条件のセルの個数を数えてくれます。
対象のデータがすぐ数えられるのでとても便利です。
COUNTIFの書き方
COUNTIFの書き方はこちらになります。
=COUNTIF(範囲,条件)
とてもシンプルですね!
第一引数に、検索対象の範囲を選択し、第二引数に数えたいデータの条件を入力しましょう!
さっそく例を見ていきましょう。
COUNTIFのサンプル
EXCELに下記のような簡単な表を作成しました。
A列に出席番号 B列に名前 C列に好きな食べ物、D列に給料を表示しています。
条件が固定の場合
- 上記の表の中から「3」のデータを数えましょう。
普通にA4のセルに「3」のデータが1つあるのですが、COUNTIFを使うとこんな感じになります。
=COUNTIF(A2:D6,3)
各引数の解説をしていきます。
- 一つ目の引数は、検索したい範囲を選択します。
- 二つ目の引数は、条件ですが、今回は3のデータを探すだけなので「3」を指定しています。
実際に入力すると、結果は1になりました。
条件の範囲指定
先ほどは、COUNTIFを利用して、固定値の数を出力しましたが、
COUNTIFは、固定値だけでなく条件を指定することで、範囲の指定も可能です。
- COUNTIFを使って、200,000より大きい数字を数えてみましょう。
範囲の指定は、下記のようになります。
=COUNTIF(A2:D6,">200000")
それでは、各引数のくわしく解説をしていきます。
- 一つ目の引数は、検索したい範囲を選択します。
- 二つ目の引数は、今回は不等号を利用し、範囲を指定することができます。
この時、ダブルコーテーションでくくる必要があるので、忘れないようにしましょう!
実際にEXCELに反映させると下記のようになります。
200000より大きいデータは、D4~D6の3個になるので結果が3と表示されていますね!
まとめ
=COUNTIF(範囲,条件)
今回は、COUNTIFについて紹介しました。
EXCELを利用していて、ある数値のデータ件数を数えたい時など積極的に利用してみましょう。
フィルターを利用して、件数を数えることもできますが、関数でできることも覚えておくと便利だと思います!
また、条件を複数で利用したい時などは、COUNTIFSと呼ばれる関数があるので、そちらも紹介していきます。
ほかにもEXCELの記事を記載していますので、ぜひご覧になってください。