今回は、C#でのswitch文について紹介していきます。
switch文は、条件分岐をするときにしようするものです。条件分岐といえば、if文を思い浮かべると思います。
正直どちらでも、条件分岐をすることができますが、主な使い分けとしては、
条件が2分岐の場合は、if文
条件が3分岐以上の場合は、switch case 文
このように使い分けると、見やすいコードを書くことができます。
switch case 使い方
まずは、switchの書き方をみてみましょう。
switch (変数)
{
case 値1:
処理1;
break;
case 値2:
処理2;
break;
case 値3:
処理3;
break;
default:
処理;
break;
}
caseの数は、特に制限はありません。ただ、条件が少ないときは、if文で対応できると思うので、条件が多いときに使用してみましょう。
また、defaultを使用することで、case以外のパターンも処理できます。
実際の例を見てみましょう。
string str_animal = "きりん";
switch (str_animal)
{
case "いぬ":
Console.WriteLine("いぬの場合");
break;
case "ねこ":
Console.WriteLine("ねこの場合");
break;
case "きりん":
Console.WriteLine("きりんの場合");
break;
default:
Console.WriteLine("それ以外の場合");
break;
}
結果
きりんの場合
このように、複数の条件分岐を行うときにswitch文を使用することで、綺麗に記載することができましたね。
if文でももちろん記載することができますが、是非switch文の使い方を覚えてみましょう。
また、switch文は、判定する変数の部分に、式をそのまま使用することもできます。
int a = 10;
int b = 5;
switch (a + b)
{
case 10:
Console.WriteLine("10の場合");
break;
case 15:
Console.WriteLine("15の場合");
break;
case 20:
Console.WriteLine("20の場合");
break;
default:
Console.WriteLine("それ以外の場合");
break;
}
結果
15の場合
この場合、a + b の結果を判定するので、15が表示されますね。
まとめ
今回は、switch文の書き方について紹介してきました。
条件分岐の時は、if文で書くか、switch文で書くか条件分岐の数で使い分けてみましょう。
条件が2分岐の場合は、if文
条件が3分岐以上の場合は、switch case 文