C#でのラジオボタンの使い方と、グループ化について紹介していきたいと思います。
特にグループ化する方法を知っておくと、複数のラジオボタンをうまく使いこなせるようになるので、是非マスターしておきましょう。
ラジオボタン 配置
それでは、さっそくラジオボタンを配置していきます。
ツールボックスから、RadioButtonを選択して「ドラッグ&ドロップ」でフォームに配置しましょう。
6つのラジオボタンを配置してみました。
ラジオボタンの配置は完了です。
ラジオボタン テキスト表示
ラジオボタンのテキスト表示を行います。「Text」プロパティを設定していきましょう。
radiobutton.Text = "表示したい値";
先ほど配置した6個のラジオボタンに値を設定しました。
radioButton1.Text = "りんご";
radioButton2.Text = "みかん";
radioButton3.Text = "ぶどう";
radioButton4.Text = "きりん";
radioButton5.Text = "ぞう";
radioButton6.Text = "いぬ";
結果
設定した通りに、表示が変更されました。
ラジオボタン チェック付ける
作成したラジオボタンにチェックをつけてみましょう。
チェックをつけるには、「Checked」プロパティを使用しましょう。
RadioButton.Checked = true;
「Checked」プロパティを「true」にすることで、チェックをつけることができます。
また、「Checked」プロパティは、チェックをつけるだけでなく、現在のチェック状態を取得することもできます。
radioButton4.Checked = true;
if (radioButton4.Checked == true)
{
MessageBox.Show(radioButton4.Text + "が選択されています");
}
結果
ラジオボタン グループ化
最後にラジオボタンのグループ化について紹介していきます。
ラジオボタンを複数チェック状態にしたい場合は、グループ化をして区切る必要があります。
グループ化するためには、「GroupBox」もしくは「Panel」上に配置することでグループ化することができます。
下記画像のように、ツールボックスから「Panel」と「GroupBox」を配置してその上にチェックボックスを配置してみましょう。
配置ができたら、ラジオボタンにチェックをつけてみてください。
このように2つ選択することができるようになりました。
グループごとに1つずつラジオボタンを選択できていることが確認できましたね。
ちなみに画像を見るとわかると思いますが、
「Panel」でグループ化した場合は、枠線が表示されません。
「GroupBox」の場合は、枠線が表示されています。
それぞれ用途で使い分けていきましょう。
サンプルソース
サンプルソースを載せておきます。
using System;
using System.Windows.Forms;
namespace c_sharp
{
public partial class frmRdioButton : Form
{
public frmRdioButton()
{
InitializeComponent();
}
private void frmRdioButton_Load(object sender, EventArgs e)
{
radioButton1.Text = "りんご";
radioButton2.Text = "みかん";
radioButton3.Text = "ぶどう";
radioButton4.Text = "きりん";
radioButton5.Text = "ぞう";
radioButton6.Text = "いぬ";
radioButton3.Checked = true;
radioButton4.Checked = true;
if (radioButton4.Checked == true)
{
MessageBox.Show(radioButton4.Text + "が選択されています");
}
}
}
}
まとめ
今回はC#でのラジオボタンの使い方について紹介しました。
特にラジオボタンを複数追加したい場合は、PanelやGroupBox上に配置することで、
グループ化することができるので、是非覚えておきましょう。