
今回は、オプション引数の使い方について紹介していきます。
オプション引数とは、関数の引数の種類で、省略可能な引数のことです。さっそく使い方を見てみましょう。
C# オプション引数 引数の省略
それではさっそく、オプション引数の例を見ていきましょう。
具体例として、sumという関数を作成しました。2つの引数を足して、返却するという簡単な関数です。
private int Sum(int moto, int plus = 10)
{
int intsum = 0;
intsum = moto + plus;
return intsum;
}
使い方は、上記のようになります。
2つ目の引数、pulsがオプション引数なので省略することができます。
省略したときは、plusという引数に10がデフォルトで入ることになります。
Sumを使用してみましょう。
private void FrmOptinal_Load(object sender, EventArgs e)
{
int a = 10;
int result = Sum(a);
Console.WriteLine(result);
}
private int Sum(int moto, int plus = 10)
{
int intsum = 0;
intsum = moto + plus;
return intsum;
}
解説
4行目:Sumを呼び出しています。第1引数には10を入力、第2引数は何も記載していません。
8行目:motoには第1引数の値が代入されており、今回は10が入ります。
また、plusにはデフォルト値として10が代入されます。今回は第2引数に記載がなかったので、デフォルト値のまま使用されます。
結果
20
結果は、10+10=20となります。
オプション引数 引数を使用
オプション引数は、先ほどのように引数を省略することができますが、もちろん代入することも可能です。
private void FrmOptinal_Load(object sender, EventArgs e)
{
int a = 10;
int result = Sum(a, 15);
Console.WriteLine(result);
}
private int Sum(int moto, int plus = 10)
{
int intsum = 0;
intsum = moto + plus;
return intsum;
}
解説
4行目:Sumの第1引数は10、第2引数には15を入力しています。
8行目:motoには第1引数の値が代入されており、今回は10が入ります。
また、plusには、今回は第2引数に記載がありますので、15が代入されます。
結果
25
結果は、10+15=25となります。
まとめ
オプション引数は、引数を省略したい時に使用するようにしましょう。
関数を作成しているときに知っているととても便利なので、是非覚えておきましょう。