今回は、C#で、明細の中にチェックボックスを追加する方法を紹介していきます。

DataGridViewの基本的な使い方がわからない方は、先にこちらを参考にしてみてください。

それでは、さっそく見ていきましょう。

DataGridViewにチェックボックス追加

DataGridViewにチェックボックスを作成するには、列を定義するときに、チェックボックス型で定義する必要があります。

DataGridViewCheckBoxColumn colChk = new DataGridViewCheckBoxColumn();

このように、チェックボックスの列を定義していきましょう。

これだけだとわかりにくいので、例を紹介していきます。下記のような画面を作成してみましょう。

サンプルコードを記載していきます。(18~22行目と40行目がチェックボックスの内容になっています。)

using System;
using System.Windows.Forms;

namespace c_sharp
{
    public partial class frmDgvCombobox : Form
    {
        public frmDgvCombobox()
        {
            InitializeComponent();
        }

        private void frmDgvCombobox_Load(object sender, EventArgs e)
        {
            //自動行追加 停止
            dataGridView1.AllowUserToAddRows = false;

            //列の定義
            DataGridViewCheckBoxColumn colChk = new DataGridViewCheckBoxColumn();
            colChk.Name = "select";
            colChk.HeaderText = "選択";
            colChk.Width = 50;

            //列追加
            dataGridView1.Columns.Add(colChk);

            //列の定義
            DataGridViewTextBoxColumn colname = new DataGridViewTextBoxColumn();
            colname.Name = "name";
            colname.HeaderText = "名前";
            colname.Width = 80;

            //列追加
            dataGridView1.Columns.Add(colname);

            //行追加
            dataGridView1.Rows.Add();
            dataGridView1.Rows.Add();

            dataGridView1.Rows[0].Cells[0].Value = true;
            dataGridView1.Rows[0].Cells[1].Value = "ひろにも";
            dataGridView1.Rows[1].Cells[1].Value = "たなか";

        }
    }
}

 

解説
18~22行目:1列目の「選択」、チェックボックスの定義をしています。
25行目:定義した列を追加しています。
27~34行目:2列目の「名前」、テキストボックスを定義し、追加しています。
36~38行目:2行追加しています。
40行目:1行目の1列目のチェックボックスの値を「true」にすることで、チェックをつけることができます。

 

このようにすることで、明細にチェックボックスを作成することができます。

まとめ

明細にチェックをつけることで、チェックをつけた行のデータに対して処理をするなど、画面の要件を満たすことができるようになります。

明細にチェックボックスをつけたいときは是非参考にしてみてください。

 

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